本のタイトルやあらすじ、感想、お気に入りの一節など、読んだ本について自由に記録していく「読書ノート」。
読書ノートの効果とメリット
読んだ本の記憶が残りやすくなる
読書ノートを書くときに気になったページをもう一度読み返し自分で書き起こすことで本の内容がすっきりと整理されて理解が深まるため。
せっかく本を読んでも、しばらく時間が経つと内容をほとんど覚えていない…なんて悲しい事態も防げます。
とくにビジネス書やハウツー本などはとくに内容をしっかりと覚えておきたいですよね。
これまでに読んだ本を把握できる
- 読んできた本の冊数などを把握できる
- 自分の読書遍歴は、本好きの方なら特に気になるところ。
- 後から読書ノートを見返したときに、当時の生活や自分の心境などを思い出せる。
「こういう本を好んで読んでいたのは、○○があったからだったな」などと、まるで日記を読んでいるような気分になるかもしれませんね。
読書がもっと楽しくなる
ただ単に本を読み進めるのではなく
「これは自分の言葉で要約して書き留めておきたい」
「本の表紙と同じカラーのペンで記録してみよう」
などと、読書の時間がより充実したものになります。
初心者でも続けられる読書ノートの書き方
本のタイトル・著者をリストアップ
自分が何冊読んだかを一目で把握できる書き方なので、ときどき全体を眺めては達成感を得られそう。
「1年で○冊読む」などといった目標を事前に立てておくのもいいですね。
本の説明や感想などは省き、書く量を最小限に抑えているので、初心者でも簡単にチャレンジできます。
あまり凝ってしまうと長く続けられないかも、という不安がある方にもおすすめです。
特に気に入った本にはシールを貼ったりマーカーを引いたりするなど簡単なアレンジを加えてもいいかも。
これまでの本をもう一度読み直したいと思ったときや、誰かに本をおすすめするときにも便利です。
表紙の写真を貼る
表紙をそのまま読書ノートに添えると、あとでページを見返したときにもすぐにその本のことを思い出せます。
破れてしまいがちな帯部分までしっかりとノートに残せるのもうれしいですよね。
デコレーションは、本の表紙のデザインと同じテイストに。
世界観を上手に再現できたら、ノートを開くだけでその本を読んだときの高揚感を思い出せそうです。
本の内容をまとめる
ふと「どんなことが書かれていたっけ?」と思ったときも、ノートを開くだけですぐに確認できる書き方なので、図書館派の方や家の本を整理したい方にもおすすめ。
初めは1冊の本を要約することを難しく感じるかもしれませんが、重要だと思う箇所にふせんを貼ったり、メモを取ったりしながら本を読み進めるとやりやすいですよ。
そうして本を読み終えたら、メモの箇所を確認しながら必要な部分をノートに記録していきましょう。
子どものころに書いた読書感想文の本をなかなか忘れないのと同じように、この書き方なら本の内容が頭に残りやすいはず。
自分の言葉で内容をまとめた”本図鑑”ができていくと思うと、モチベーションもアップしますね。
心に残った言葉を書き留める
あえてあらすじの説明を省いて文章だけを抜粋することで本を読み直すときに楽しみを残せるのがうれしい。
その時々によって心が動かされる文章は変わるので、今はどんな一文が自分に響くかを考えながら読むのもいいですね。
まとめ
本を読み終えたあとの胸の高まりを抑えられないときや疑問点などを整理したいときにもぴったりの読書ノート。
その時々で抱く感想や心に響く箇所は変わるので、2回目、3回目…と読み返す楽しさも味わえます。
書き方に悩んでいる初心者の方は、今回ご紹介したのを参考にぜひ読書ノートをはじめてみてはいかがでしょうか。
コメント