私はこれまで多くの手帳術の本を読んできました。いろんな本から手帳術の方法をやってきました。しかしどんな完璧なスケジュールを立てても常に予測不可能なトラブルに振り回してしまい「こんなはずじゃなかった」とそう感じ続けてきました。
何故こんなにも自分の意志と違うことが起こるとそっちを優先してしまう自分がいました。
そんなときに『7つの習慣に学ぶ手帳術』という本に出会い、今まで読んだ「手帳術」の本とは違うことが書かれています。
私はこの7つの習慣に学ぶ手帳術を元に手帳を使っています。
道しるべは7つの習慣に学ぶ手帳術ではミッション・ステートメントになります。
道しるべとは
手帳は、自分が進むべき方向を知るための道しるべとして使うべきなのです。
今の自分にとって1番大切なことは何なのか。
大切なことはこちらから働きかけなければ向こうからはやってこない。
しかし自分の大切なことを明確になっていればいいですがイマイチわかっていない場合はどうしたらいいのか。
それは自分が自分自身に対して、進むべき正しい方向を見出していくための自分の人生の道しるべ(憲法)を書き出していくこと。手帳の最初のページに目立つように書きておきます。
道しるべは家でいえば設計図。
設計図がなければ家が建てられないように自分の憲法がなければ道しるべの基準がわからず日々の雑務で終わってしまいます。
なぜ、最初に『道しるべ』を作るのか?
最初に道しるべを作っていきます。
なぜ、予定を立てる前に自分の道しるべを書き出すのか?
それは道しるべがなければこれからの人生の方向が定まりません。人生の方向がわからないと目先の仕事に追われることになってしまいます。
いくら時間を効率的に使っても自分の人生の進むべき方向がわかっていなければ間違った方向にいってしまいます。
道しるべは手帳に書き出すことで意味を持つ
今までは夢や目標もあっても頭の中で思い描いてばかり。実現したことはありませんでした。
しかし手帳に自分憲法を書き出したら自分の人生に大切なことが見えてきたのです。
そして、私は常に見返しています。選択しなければいけないとき、自分の目標がわからなくなったとき、いつも私のそばにいてすぐに見返すことができるようにしています。
道しるべは何度書き直してもいい
道しるべは1度書いたらおしまいではありません。
私は初めて道しるべを描いたときはなかなか自分が思うような道しるべが書けませんでした。
それでも書いて1週間の振り返りをするときに道しるべに改善点がないか考えて書き直しをしていました。
最初は3ヶ月に1回時間をとって見直しをするのがおすすめです。
今は年に1回は必ず見直しをしています。
道しるべを書き出していくと自分の大切なことがはっきりと見えてきて迷ったときには見返しています。
すぐには作れない道しるべ
道しるべはすぐに書きだすには時間がかかります。
道しるべ=自分の憲法はこれからの人生の基準になるものになります。
今まで歩いてきた道を元に選択しなければならなかったときどんなふうに考え選んできたのかをまずは考えていきます。
今の自分が納得している人生なら今までの選択は間違ってはいないということです。
しかし今の自分が納得していない人生なら今までの選択は間違っていたということなので違う道しるべを探さないといけません。そのためには、自分のことを知ることから始めなければいけません。その方法は自分の感情をノートに書き出す事で自分がどんなときに嬉しい・楽しい・可笑しい・悲しい・苦しい・怒りを知ることができます。
また、嫌なことがあった時ノートに書き出すと心がスッキリします。これには私は驚きでした。
私もこの道しるべはまだ未完成ですが骨組みは固まってきました。
これからもまだ自分が知らない自分に出会うのが楽しみです。

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