最近仕事が前よりきつく感じる。
仕事内容が急に変わったわけではない。
人間関係が特別悪化したわけでもない。
それなのになぜかつらい。
帰宅後どっと疲れが出る。
イライラしやすい。
ささいなことで涙が出そうになる。
めめ私、弱くなったのかな
そう思った日が、何度もありました。
でも調べていくうちに分かったのです。
それは意志の弱さではなく
“更年期世代の体の変化”が大きく関係しているということを。
ホルモンバランスの変化が心と体に影響する
更年期とは閉経の前後約10年間を指します。
一般的には45歳〜55歳ごろ。
この時期女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。
エストロゲンは単に生理に関係するだけではありません。
- 自律神経の安定
- 感情のコントロール
- 睡眠の質
- 集中力
こうした“働くために必要な機能”にも深く関わっています。
だからホルモンが揺らぐと
という状態が起きやすくなります。
仕事がつらいのではなく
“体の土台が揺れている”ことが多いのです。
回復力の低下
若い頃は一晩寝れば戻っていた。
多少無理をしても翌日には持ち直せた。
でも50代になると疲れが残ります。
体力そのものの低下に加え
筋肉量の減少や基礎代謝の低下も影響します。
すると
- 立ち仕事がきつい
- 長時間の会議がしんどい
- 帰宅後、何もできない
ということが起きます。
それでも周囲は若いまま。
同じように動けない自分に
焦りや自己否定が生まれるのです。
責任世代というプレッシャー
50代は職場では“中堅〜ベテラン”。
後輩からは頼られ
上司からは安定を求められる。
「できて当然」という空気。
でも内側では



実は余裕がない
本当はつらい
という状態かもしれません。
弱音を吐きづらい年齢。
これも仕事がつらくなる理由の一つです。
将来への不安
50代は老後が現実味を帯びてきます。
- このまま働けるのか
- 体力はもつのか
- 貯金は足りるのか
体が揺れているときほど、不安は増幅します。
仕事そのものより
「続けられるのか」という未来の不安が重くなる。
“若い頃と同じ基準”で自分を見てしまう
これが一番つらいのかもしれません。
私たちは無意識に
「昔の自分」と比べています。
もっと動けた。
もっと頑張れた。
もっと余裕があった。
でも今は違う。
違うのに同じ基準で評価してしまう。
だから苦しくなる。
ではどうすればいいのか?
大前提として知ってほしいのは
自分が弱いわけではない
ということ。
更年期世代は体の変化の真っただ中。
まずはそれを認めること。
そして、
✔ 無理を足さない
✔ 予定を詰めすぎない
✔ 睡眠を最優先する
✔ 「できない日」を許す
回復を前提に働き方を調整する。
若い頃のように“攻める”のではなく、
“立て直しながら進む”働き方。
それが50代の知恵かもしれません。
私自身の気づき
東京でひとり暮らしをしながら働いています。
ある日帰宅後ソファから動けなくなりました。
そのとき思ったのです。
「強くなろうとしているから苦しいのかもしれない」
それからは、
- 早く寝る
- 休日は予定を減らす
- 完璧を求めない
小さく整え直すことを選びました。
劇的に楽になるわけではありません。
でも“壊れにくく”なりました。
まとめ
更年期世代が仕事でつらいと感じる理由は、
1.ホルモンバランスの変化
2.回復力の低下
3.責任世代のプレッシャー
4.将来不安
5.若い頃との比較
これらが重なっているからです。
でもこれは通過点。
終わりではありません。
50代は無理を重ねる時間ではなく、
回復力を育てる時間。
強くならなくていい。
何度でも整え直せばいい。
同じように仕事がつらいと感じているあなたへ。
それはあなただけではありません。
今日できることを少しだけ。
深呼吸して早く寝る。
それだけでも十分です。
揺れながら整える。
それが50代ひとり暮らしの整える日々です。









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