最近私は「文章収集ノート」というものを作り始めました。
難しいことをしているわけではありません。
本を読んでいて心に残った言葉を書き写しその言葉を読んで感じたことを少しだけ書く。
たったそれだけのノートです。
しかしこの小さな習慣が思っていた以上に自分の心を豊かにしてくれることに気がつきました。
今回はそんな「文章収集ノート」について書いてみたいと思います。
本を読んでも忘れてしまう
私はここ最近読書がとても楽しくなってきました。
東京でひとり暮らしを始めてから本を読む時間が少しずつ増えてきたのです。
しかし読書をしていてあることに気づきました。
それは読んだ内容をすぐに忘れてしまうということです。
本を読んでいるときは「なるほど」「いい言葉だな」と思うのですが数日経つと
その言葉が思い出せなくなってしまいます。
せっかく心に残った言葉なのに時間とともに消えてしまう。
それが少しもったいないように感じました。
そんなときに思いついたのが文章収集ノートでした。
心に残った言葉を書き写す
文章収集ノートのやり方はとてもシンプルです。
本を読んでいて「いいな」と思った文章を見つけたらそれをノートに書き写します。
長い文章である必要はありません。
一行でもいいのです。
たとえばこんな言葉です。
「人は疲れていると優しくなれない」
この言葉を読んだとき私は思わずページを止めました。
最近の自分をそのまま言われているような気がしたからです。
私はその言葉をノートに書き写しました。
そしてそのあとに少しだけ自分の気持ちを書きます。
こんなふうに書いてみるとその言葉が自分の人生とつながっていくような気がしました。
言葉は人生を映す鏡
文章収集ノートを続けていると不思議なことに気づきます。
それは自分がどんな言葉に反応するのかが見えてくるということです。
人によって心に残る言葉は違います。
成功の言葉に惹かれる人もいれば努力の言葉に惹かれる人もいます。
私の場合はどちらかというと「人生」や「心」に関する言葉が多いようです。
孤独
疲れ
優しさ
人生
そんな言葉を見つけるとついページを止めてしまいます。
もしかすると言葉というものは自分の心を映す鏡なのかもしれません。
50代だからこそ感じる言葉
若い頃は本を読んでもそこまで深く考えなかったように思います。
ストーリーを楽しむことが中心でした。
しかし50代になった今本の言葉の意味を少し違う形で感じるようになりました。
それは人生の経験があるからかもしれません。
仕事で疲れたこと。
人間関係で悩んだこと。
体調を崩して回復の大切さを感じたこと。
そうした経験があるからこそ本の言葉が深く心に入ってくるのです。
同じ文章でも読む年齢によって感じ方は変わるのだと思います。
言葉を集める生活
文章収集ノートを始めてから読書の楽しみが少し変わりました。
ただ読むだけではなく
めめどんな言葉に出会えるだろう
と思いながらページをめくるようになったのです。
まるで宝探しのような感覚です。
いい言葉を見つけたときはとても嬉しくなります。
そしてノートに書き写すことでその言葉は自分の中に少しずつ残っていきます。
気がつけばノートにはたくさんの言葉が集まっています。
それは本の言葉でありながら同時に自分の人生の記録でもあります。
小さな知的な習慣
文章収集ノートはとても小さな習慣です。
毎日書く必要もありません。
本を読んでいて心が動いたときだけ書けばいいのです。
しかしこの小さな習慣は私にとって大切な時間になりました。
静かな場所で本を読み心に残った言葉を書き写す。
そして自分の気持ちを少しだけ書く。
それだけの時間ですが不思議と心が落ち着きます。
50代の生活は忙しいだけではなく少し立ち止まって考える時間も大切なのかもしれません。
文章収集ノートはそんな静かな時間を作ってくれる小さな習慣です。
これからも私は本を読みながら言葉をひとつずつ集めていきたいと思っています。
もしかするとその言葉たちはこれからの人生を少しずつ豊かにしてくれるのかもしれません。📚✏️









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