みなさんは「フランクリン・プランナー」という手帳をご存知でしょうか?
書籍「7つの習慣」をもとにアメリカで作られたのがフランクリン・プランナーになります。
一回は使って見たものの難しく断念したという方も多いのではないでしょうか。
しかし、手帳は自分の未来のために使うものなのですべてその通りに使わなくても良いはずです。
今回はそんなフランクリン・プランナーの手帳について解説していきたいとおもいます。
フランクリン・プランナーの誕生
そもそもフランクリン・プランナーと聞くと「7つの習慣」と結びつける方は多いとおもいますが誕生したのはそれより前に誕生していたことはご存知でしょうか。
フランクリン・プランナーは、ハイラム・スミス氏が1981年に設立したフランクリン・クエスト社で誕生しました。
ハイラム・スミス氏はアメリカ建国の父とも呼ばれているベンジャミン・フランクリンに大きな影響を受け、充実した人生を歩むためのセミナーとツールの開発を決意。
ベンジャミン・フランクリン氏の考え方を取り入れ、いかに自分が定めた価値観を行動に移すことができるかを考えられて作られた手帳なのです。
そして大きな転換期が訪れたのが、1997年でした。
スティーブン・R・コヴィー博士率いる「コヴィーリーダーシップセンター」と合併し、フランクリン・コヴィー社が設立されたのです。
スティーブン・R・コヴィー博士の世界的なベストセラー『7つの習慣』の内容を基にしてつくられた「コヴィー手帳」が存在していました。
コヴィー手帳とは、「7つの習慣」の「第3の習慣 最優先事項を優先する」を実践するための手帳で、ミッション・ステートメントや役割を意識しながら、1週間の計画と実践をマネジメントするためのツールとして開発されました。
そして同年、ハイラム・スミスのフランクリン・プランナーは、コヴィー手帳の良さを取り入れる形で、時間管理プロセスを含めて刷新し、現在のフランクリン・プランナーとなりました。
システム手帳、他社の手帳の比較
他社の手帳と一緒に使う場合は幾つか注意点があるので解説していきたいとおもいます。
手帳は色んな会社から発売されていてサイズの読み方も様々です。
そこで大まかな手帳のサイズをまとめてみました。
①コンパクトサイズ
昔から馴染みある「手帳判」と呼ばれるサイズで、持ち歩きを想定しています。
スーツの内ポケットや胸ポケットなどに入る程度のサイズ感でスマホより少し大きいくらい。
②文庫サイズ
本好きの方にはおなじみの大きさで、持ち歩きに便利。
コンパクトサイズに比べて記入欄が広く、小さくてもしっかり書きたい人におすすめのサイズです。
③単行本サイズ
書籍の単行本や青年向けコミックに多いサイズといえばピンとくるでしょうか。7.9インチのiPad miniに近く、カバンに入れて持ち歩くのにも便利なサイズです。
④ノートサイズA5
大判手帳の人気が高まるなか人気急上昇中のサイズです。
A4の半分の大きさでたっぷり書けるうえ、書類が入る程度の大きさのカバンならすっぽり入って持ち歩きも苦になりません。机置きも持ち歩きも併用できるマルチなサイズです。
①ポケットサイズ(153mm✖️89mm・6穴)
リング穴は6穴ですがフランクリン独自の穴の幅のため他社のリフィルが合いません。
②コンパクトサイズ(172mm✖️108mm・6穴)
他社と穴は一緒ですがリフィルは幅広になっています。
③クラシックサイズ(216mm✖️140mm・7穴)
フランクリン独自の7穴なので他社のA5サイズは合いません
まとめ
似たようなサイズのシステム手帳が沢山ありますがシステム手帳とリフィルが合うとは限りません。はじめてシステム手帳を使う方は注意してください。
同じ会社の手帳とリフィルでしたら確実に合いますので購入の際は必ずチェックしてくださいね。
コメント