去年開催される予定だった7年に1度の善光寺のご開帳が今年開催されています。
そんなご開帳に訪れる人達はほぼ日中に行く人が多いですが今回はあえて夜に善光寺を訪れてみました。どのような雰囲気だったのか紹介していきたいと思います。
長野県の5月の夜は寒い日が多いですが今回善光寺に訪れた夜は寒くも暑くもなく丁度いい日でした。そんなことを考えて歩いていくとこんな風景が飛び込んできました。
仁王門
善光寺に向かう1個目の門が仁王門になります。
仁王には仏敵からお寺を守る役割があって、特に夜の仁王像は迫力がすごい
ライトアップされているせいか下から見上げると今にでも動き出して来る様に感じ。
仲見世通り
仁王門を通り過ぎると幻想的な世界になっていました。まるで千と千尋の神隠しのワンシーンのよう。
この通りから本堂へ続く石畳はおよそ7,777枚あって、善光寺の見どころの一つになっています。
山門
2個目の門が山門になります。
この門には有名な鳩字の額がかかっていて、鳩字の由来は、額に書かれた「善光寺」の文字の中に五羽の鳩が隠されているためです。
肉眼ではなかなか5羽を見つけることが難しい・・・。
本堂前にそびえ立つ回向柱
そしていよいよ本堂が見えてくると今回のメインの回向柱が真ん中でお出迎えしてくれました。
阿弥陀如来の右手に結ばれた糸が回向柱の先端に繋がっています。そして、回向柱に触れることは、前立本尊とつながることとなり、功徳が得られるといわれています。
絶対秘仏である御本尊様のお身代わりとして御本尊と同じお姿をした前立本尊を公開するのが御開帳になります。
◉期間
当初は令和4年4月3日(日)から5月29日(日)の57日間の予定でありましたが、密を避け、皆様に安全にご参拝いする為6月29日(水)まで期間を1ヶ月になっています。
今回はじめて夜に行って見ましたがこんなにライトアップされているのはイベントがあったからかも知れません。
夜探索する場合は前もって確認してからのほうが良いと思います。
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