ポジティブ日記」とは、その日のよかった出来事を記録するシンプルな日記の書き方。
気持ちが前向きになり、自己肯定感も高めてくれます。
ポジティブ日記を書き始める際の参考にしてみてくださいね。
ポジティブ日記
「ポジティブ日記」と聞いて、皆さんはどんな日記をイメージするでしょうか?
今日1日を振り返り、どんな出来事が起こって自分は何を思ったのか。
思い出した中から、前向きな気分になれた出来事を選んで日記に綴ってみましょう。
一方で、「いつもポジティブな出来事ばかり書けるかな?」と難しく感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
けれど、ポジティブ日記の内容は必ずしも特別でなくてもいいんです。
- 久しぶりに友人と会えたり、離れて暮らす家族と電話できたり…人との繋がりを感じられる出来事は、気持ちをほっこりさせてくれますよね。
- また、好きなアーティストのコンサートチケットが当たって大興奮する日もあれば、見慣れた近所の花壇で花が咲いたことに気づいて嬉しくなる日もあるでしょう。
どれだけささいな出来事であっても、自分が嬉しかったという感情を一番に考えてみて下さい。
ポジティブ日記を書いていくうちに、自分にとって大切にしたいものや目指したい夢がはっきり見えてくる効果があるかもしれません。
ポジティブ日記の効果
1日のよかった出来事について書く「ポジティブ日記」には、どんな効果があるのでしょうか?
ここでは、ポジティブ日記のもたらす3つのメリットについてお話します。
幸せや変化に気づきやすくなる
ポジティブ日記を書くことで、毎日のちょっとした幸せや変化に気づきやすくなります。
わたしたちの暮らしは同じような出来事を繰り返しているように見えて様々な変化が隠れているもの。
例えば、職場の同僚と共通の話題で盛り上がったり散歩途中で新しいお店ができているのを発見したり。
「嬉しい」「楽しい」と思う瞬間は、想像以上にたくさんあるはずです。
とはいえ、せっかく抱いた前向きな感情もそのままにしておくと、日々の忙しさに押し流されてしまいます。
ポジティブ日記は、ポジティブな心のかけらを拾い集めるために欠かせない存在です。
日記を書くたびにポジティブな出来事を探していれば、自分自身について前向きに見つめ直すきっかけも生まれますよ。
朝から晩までずっと幸せ、という日はなかなかないでしょう。
けれど、幸せや変化に気づける柔軟な心のアンテナが伸びていけば、きっと毎日を「何はともあれ、いい1日だった」と思えるようになるのではないでしょうか。
ストレスや不安が減る
ポジティブ日記は、ストレスや不安を減らす手伝いもしてくれます。
仕事とプライベート、どちらにおいても楽しいことばかり起こるとは限りませんよね。
「悲しい」「辛い」といったネガティブな感情を和らげる特効薬は、やはりポジティブな出来事です。ポジティブ日記を書いて、暗い気持ちも明るく塗り替えてみて。
また、ポジティブ日記を書く習慣が、自分の考え方を前向きにしてくれます。
例えば仕事の進捗が滞ってしまった日でも、「別件の打ち合わせはスムーズに進んだ」と気づけたら、また気持ちを切り替えて頑張れそうですよね。
このように、できなかったことではなくできたことに注目することで、ストレスや不安をどんどん軽くしていきましょう。
ポジティブ日記を通じて、ネガティブをポジティブに変換するしなやかな心を育てたいですね。
自己肯定感が高まる
ポジティブ日記を書き続けていくと、日常での小さな変化を前向きに捉えやすくなり、ストレスや不安が軽減できます。
このポジティブなサイクルこそ、自己肯定感を高めるカギとなるんです。
ポジティブ日記に綴った出来事を読み返しながら、心豊かに1日と向き合えた自分自身を褒めてあげて。
自己肯定感が高まるにつれて、今自分が置かれている環境に感謝し、より一層前向きな日々を送れるようになるでしょう。
また、新しい夢や目標に挑戦する勇気も湧いてきそうです。
ポジティブ日記は、現在と未来の自分に生き方のヒントを与えてくれます。
ポジティブ日記の書き方
ポジティブな出来事を書く
ポジティブ日記の書き方は、実にシンプルです。
日記帳やノートを用意したら、今日あった出来事のうち、ポジティブな気持ちになれたことを書き出していきましょう。
何を良かったと感じるかは、人それぞれ異なります。
だからこそ、心の声にじっくりと耳を傾けてみて。
何気ない日常のワンシーンも、あなたが喜びや楽しさを感じたのなら、かけがえのない宝物になります。
ポジティブ日記を書いて自分の気持ちに正直になることで、自分らしく充実した毎日を過ごしませんか。
3行でまとめる
ポジティブ日記を書くときには、3行でまとめる書き方がおすすめです。
ノートにポジティブな出来事を3つ書き出せば、だいたい3行ほどで収まるはず。
長い文章を書くのが苦手な方も、これなら続けやすいのではないでしょうか。
また、3行程度の日記なら、後で読み返す場合にも内容を掴みやすいですよね。
ポジティブな出来事は簡潔に箇条書きにしてもよし、特に覚えておきたい出来事だけ詳しく書いてもよし。
日によって文章の量が変わってもこだわりすぎずに、ポジティブ日記を書き続けていく心がけが何よりも大切です。
寝る前に書く習慣をつける
ポジティブ日記は、寝る前に書く習慣をつけてみて。寝る前の15分間は、特に記憶に残りやすいといわれています。
このタイミングでポジティブ日記を書くことでよかった出来事の記憶もさらに深く刻まれるはず。
また、ポジティブな記憶によって心がほっこりと温かくなれば、リラックスして眠りにつけそうですよね。
毎晩ぐっすり眠って、清々しい朝を迎える。そうやって自分の心と身体を大切にしていけば、ポジティブ思考もどんどん磨かれていくでしょう。
まとめ
「ポジティブ日記」を書いて前向きになろう
ポジティブ日記を通じて、ちょっとした幸せや変化に気づけるようになれば、ネガティブな感情も取り除けます。
また、自分自身を前向きに見つめ直せるので、自己肯定感が高まるところも大きなメリットです。
また、ポジティブ日記は夜寝る前に3行でまとめて書くとより効果的で、続けやすくなるのでおすすめ。
ポジティブ日記でささやかな暮らしの幸せを積み重ね、自分らしい生き方に繋げていきませんか。
コメント