目標は何のためにあるのか

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苦しい思いをしてまでなぜ私たちは目標を立ててそれに向かって頑張らなければいけないのか。

いくら目標を並べたてたところで意味がないんです。

心理的圧迫から解放されるにはどうすればいい?

それは・・・

目標という言葉を聞いて軽やかな気持ちになる人はあまりいないのではないでしょうか。

むしろ重々しい気持ちになる人の方が多いのではないかと思います。

めめきん

でも目標って自分の目指したい
ことなはずですよね?

だったら私たちはなぜ目標に
ワクワクしないのでしょうか?

ピヨ

それは多くの人が目標を立てても上手くいかないという苦い経験をしているからなのだと思うぞ。

めめきん

目標を立てた瞬間って
「さぁやるぞ!」とやる気MAXになっていますよね。

ピヨ

そこからだんだんと目標通りにいかなくなり苦しくなって途中で辞めてしまうというパターン。

誰しもが1度は経験していて、
その度に自分自身にがっかりして

「頑張ってもわたしは上手くいかないんだ」

と自信を失ってしまうんです。

また目標のある生き方に疑問をもっている人もいるかもしれません。

「目標に縛られて生きるのは嫌だ。」

「思うがままに自由にいきたい。」

と思っている人もいると思います。

この2つに共通しているのは目標を重荷と感じているということです。

目標を立てた瞬間今まではやりたいことたったものがやらなければいけないことに変わってしまい、やらないと罪悪感を感じたり自分がダメな人間であるように感じてしまいます。

一言で言うと私たちは目標に心理的圧迫感を感じているんです。

だからこの心理的圧迫感を取り除かない限りいくら目標を並べ立てたところで意味がないんです。

ちまたにあふれている自己啓発の本ってこういった問題をハウツー的なもので解決しようとします。

「こんなふうに目標を立てれば目標は確実に達成できる」みたいな感じで。

これで心理的圧迫感は少しは和らぐかも知れません。でもそれは気休めに過ぎません。

なぜなら問題はもっと根深いところにあるからです。

めめきん

「何よりもこれだけではいっそのこと目標なんて立てなければいいじゃないか」

ピヨ

疑問的な見方に答えることができません。

つまり苦しい思いをしてまでなぜ私たちは目標を立ててそれに向かって頑張らなければいけないのかという切実な疑問に答えることができないんです。

この疑問に対する明確な答えがない限り目標を立てても続かずに挫折します。

ここまで読んでいただいた皆さんはこれかもはや目標を立てるための技術やスキルの問題ではないことにお気づきかと思います。

そしてこの疑問は日頃意識していなくとも誰しもが心の内に秘めているはずです。いわゆるパントラの箱的な問いかもしれません。

それでは皆さん、このパンドラの箱を一緒に開いて考えてみましょう。

目標を持つことに疑問をもっている方、目標がなくて悩んでいる方もお付き合い頂けると嬉しいです。

目次
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目標は達成するためにあるのではない



苦しい思いをしてまでなぜ目標に向かって頑張るのがよく言われるのが「努力をすれば夢は叶う」だとか「頑張れば望むものが手に入る」「望む人生を手に入れよう」みたいな答えだと思います。

これって「努力はいつか必ず報われる」という見方が前提にあるように思えてなりません。

目標を立てるということはゴール地点を決めるということですよね。そして私たちはそのゴール地点つまり自分が望んでいる状態に向かって行動することになります。

でも行動したからといって望んだ状態が手に入ると限りません。

行動してもそう簡単には変わらないしどんなに頑張っても結果がついてこない時だってあります。

むしろ目標に向かって行動すればするほど壁にぶち当たり思い通りにいかないことを私たちは思い知らされます。

だから誰もが失敗や挫折を経験するんです。

あの有名なイチロー選手の打率、何割かご存知ですか?・・・4割弱です。

あれだけ努力して才能がある選手でも半分もいかないんです。

努力をしても結果が出て来ないのが世の常なのです。

人生とは思い通りにいかないもの。それが当たり前なのです。

それなのにあたかも私たちの行動や努力次第で思い通りになるかのように考えるから私たちは苦しくなのです。だから目標は重荷になるんです。

では心理的圧迫感から解放されるにはどうすればいいか。

それは目標を自分の力で達成できるものとして捉えることをやめることです。

目標は達成するためにあるのではありません。

でもそれだと私たちは何のために目標を立てたり頑張ったりすればいいのでしょうか?

思い通りにいかないのならなおのこと目標を立てたり頑張ったりすることは無駄なように思えてきますよね。

目標はエゴを解消するためにある

思い通りにいかなくても目標を立てて頑張る意味はあるのでしょうか。

こんなふうに問うと努力そのものに価値があると考える人も出てくるかとおもいます。

でもそれってどんな価値なのでしょうか。

あれだけ頑張ったのに報われなかった時の私たちが経験する落胆や自信の喪失に勝る価値なんてあるのでしょうか?

どれだけ価値を並べ立てたところで私にはそれが綺麗事にしか聞こえません。

「頑張ったからといって報われるとは限りない」

という事実は私たちにとって重い現実なはずです。

この重さを受け止めずに努力や苦労を美化してうやむやにするのはそれこそ現実から逃げているように感じてしまいます。

では、この現実を直視してなお、頑張る理由はあるのでしょうか。

ここで着目したいのは頑張っても結果がついてこない時に私たちが感じる苦しさはどこから来るのかという点です。

頑張った時に結果がなかなか出なくてイライラする気持ち、やり通す自信がなくて目標を立てることができない臆病な気持ち。

頑張ってもどうせ思い通りにいかないのだから目標なんて立てても無駄だという諦めの気持ち。

これらの感情はどこから来るのでしょうか。

それは私たちのエゴ(自意識)からきます。

私たちの負の感情はこのエゴから生み出されるんです。

だからエゴが強ければ強いほど私たちはより一層苦しくなり臆病になり無気力になっていきます。

エゴがある限り私たちは思い通りにいかないことを受け入れられず、ことあるごとに苦しくなります。

わたしはこれこそが目標を立ててそれに向かって頑張っていく理由であるとおもいます。

どういうこと?

目標に向かって努力していくと思い通りにいかないことに沢山ぶち当たります。

そのたびに落ち込んだりがっかりします。

でもそこでやめてしまわずに「頑張ったからといって報われるわけではない」と自分に言い聞かせ試行錯誤を繰り返していくんです。

そうするとエゴは自然と弱まっていき思い通りにいかないことに振り回されることが少なくなっていくはずです。

思い通りにいかない世界で目標を立てて頑張る意味はあるのか。

それは頑張った自分なのだから報われて当然と考えるエゴを解消して思い通りにいかない世界に打ち砕かれない心を養うためだと私は思います。

もう少しわかりやすく言うと目標を立てて頑張ることでエゴは弱まりその結果私たちは苦しみから解放されるということです。

つまり苦しみから解放されるために頑張ろうではないかというわけです。

そもそも頑張ることができないときって精神的にしんどくないですか?

失敗するのが怖い、やり通す自信がない自分にがっかりしたくない、頑張るのがめんどくさい。

私たち頑張れない時に渦巻いているこういった感情の正体は「エゴ」です。

エゴは思い通りにいかない現実を苦しく感じそれを耐えることができません。

そして私たちから頑張る気力を奪ってしまうんです。

でもそのまま何もせずに生きていくのは得策ではありません。なぜならエゴは放置していると肥大化していくからです。

私たちかどんなに直視したくなくても思い通りにいかない現実から私たちが逃れることはできません。

今、見て見ぬふりができたとしても思い通りにいかない現実と向き合わなければいけなくなった時何もしなければ大きくなったエゴによって私たちは苦しむことになります。

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目標をたててエゴを無くそう

結果を求めずされど結果に向けて行動し続ける心。

これは一見矛盾しているように聞こえるかも知れませんがよく考えるとそうではないことに気づくはずです。

結果が出ないとやる気がなくなってやめてしまうという現象を考えてみてください。

ピヨ

行動することをやめてしまう原因って何だとおもいますか?

ピヨ

そう、結果を求めるエゴこそが行動し続ける上で障壁になるんです。

だから目標を立てて頑張り続けることができるようになればエゴは自然と和らいでいきます。

その結果私たちの苦しみも和らぐことになるんです。

まとめ

こんなふうに考えていくと頑張る意味がわからないという方もなんとなくその意味を見出せるような気がしてきませんか?

また、頑張っても達成できるとは限らないという前提を置くことで目標を立てることのハードルも少しは下がるのではないでしょうか。

何より頑張り続けることの心理的負担が軽くなるのではないかと思います。

思い通りにいかない世界において幸せとは儚く不確かなものです。

それに比べてエゴから来る苦しみはより現実的です。

不確かな幸せを求めて頑張るよりも確実に存在する苦しみを解消するために頑張るほうが続けやすいのではないでしょうか。

みなさんは頑張り続けるモチベーションとしてどちらがより適していると思いますか?

次回は「エゴを解消するための目標の立て方」についてお話ししたいと思います。

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この記事を書いた人

気づけば既に50代主婦。持続させる事が苦手でも手帳を書く事だけは続けております。熱中できる物があれば幸せになれるもの…と言う楽天家思考。

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